パートの仕事に就いてから5ヵ月。
8キロ痩せても まだ腹がダブついている。
で、お馴染みのはちこーんです。
食事制限もなく、
ジムにも行かずに痩せれた上に
お金を貰える職場ってある意味、
φ( ̄ー ̄ )オイシイ
私は17年間勤めた仕事を辞めた。
理由は経営者が変わったからである。
1年間は失業保険を貰いながら
悠々自適に旅行なんぞを繰り返した結果、
10キロもデブった。
そして、社会保険と厚生年金を
かけてもらえるという餌に釣られて
今年の5月から会社の働く犬になったのだ。
ご主人様の言いつけ通りのシフト対応。
私の仕事は、
①老人ホームの厨房の朝担当(5:30〜9:30)
51人分の朝食をひとりで担当。
なぜか厨房の朝担当は5ヵ月で5人辞めた。
素人、未経験者で入社した私は
すぐにベテラン扱いになった。
引退発表したスターばりに「辞めないで」コールが鳴り響く。
週4勤務のはずが週6、週6、週6
昇給、勤務日数の上昇率が素晴らしい。
人がいないから穴埋めじゃねーか。
そう思うとモチベーションが下がるので
ここは頼りにされていると思いたい。
心の持ち様で幸せはいくらでも手に入る。
不眠になろうが、頻尿になろうが、乳が垂れようが←
さて、
私が働いているのは厨房だけではない。
厨房の朝出しを終えたら猛ダッシュで
階段を駆け上がって次の職場へ。
職員はエレベーターを使えない。
1日に何回も往復 ⇄
これが地味にキツイがいい運動になる。
前回は厨房のことを書いたので、
今回は、もうひとつの仕事について書いてみよう。
②入居者支援(9:30〜14:30)
主に入居者の居室の掃除をしている。
こちらの仕事も未経験の初心者だ。
この仕事はチームでやるし、掃除なら任せて♪( ´θ`)
正社員は、
リーダーの40歳のイケメン独身男性と
50代「大丈夫?」が口癖の女性。
パートで働くのは私と、
日本最難関国立大学法学部卒の30代謎多き男性。
勤務初日のことである。
80代くらいの女性の部屋に入る前に
イケメンリーダーが言った。
「この部屋は汚れが酷いから手袋は2重に」
恐る恐る部屋に入るはちこーん。
くさ、くさ、くっさーー。( ̄曲 ̄)
なんだこれは⁉️
〜ここで突然の回想〜
子供の頃楽しかったなー♪
家の棟上げの時や祭りで撒かれる餅まき。
みんなは上に手を伸ばして餅を掴もうとするけど
私は地べたに這いつくばって
地面に落ちた餅やお菓子を拾ったもんだ。
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目の前の床に落ちているのは餅だ。
うんこに見えるけど餅に違いない。
既に思考停止状態。( ꒪⌓꒪)
右手にはヘラを、左手にクリーナーを✨
シュッシュ ゴシゴシ シュッシュ ゴシゴシ
「ゆりかごから墓場まで」
福祉国家のイギリスを象徴したこの言葉を
私の仕事のモチベーションしよう。
「ご飯提供からうんこまで」
これはうんこに見えるけど餅なのだから。
得意の脳内変換術を駆使。
げっ (▼皿▼)
餅から白髪が生えているじゃねーか。
止めよう、現実逃避は。
餅から白髪が生えるなんてきもーっ
餅だと思うのは止めよう。餅が食べれなくなりそうだ。
それにしても、
なんでこうなった?
どうやらこのおばあちゃん、
自分で肛門にグリセリンを塗りたくり、
指を突っ込んで摘便しようとするらしい。
なので、
トイレの床はうんこだけでなく、
グリセリンでぬたぬたなのだ。
例えるならば、
ゴキブリホイホイの接着面?
ハエ取りリボンのテカテカ?
( ̄_ ̄|||) やめろってば。
私は働く犬になった…。
そう、働く犬なのだ…。
呪文の様に自分に言い聞かせる。
既に辞めたい病に取り憑かれた私に
この部屋の住人が言った。
「掃除をしてくれてありがとう」
ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとうじゃねーし。(。-∀-)
なんだか泣けてきた。
ありがとうと言ってくれるんだね。
ありがとうと言われ続けた前職を思い出した。
頑張ってみるよもう少し。
ありがとうの魔法にかかった働く老犬は覚悟を決めたのであった。