いつか泊まってみたかった、
四万温泉の積善館。
あの「千と千尋の神隠し」に出てくる
油屋のモチーフとなった建物。
油屋といえば台湾の仇分が
似ていることで有名だけど、
積善館もスタジオジブリが認めた
「似ているスポット」なんだとか。
新湯川にかかる慶雲橋を渡ると
誘導された駐車場がこちら。
えっ、ここを通りますのん?( °∀°)
夕方や夜は通りたくないわー。
通り抜けると、、
車一台の横幅を残して縦列駐車。
駐車場内は一方通行で
温泉街側が出口になってます。
実は駐車場は他にもあり。
積善館は次の3つの建物で構成されていて、
本館 (重要文化財指定。1691年 )
山荘 (登録有形文化財。1936年)
佳松亭 (近代風別館。 1986年)
今回私が泊まったのは本館。
本館前の赤い橋を渡った駐車場と、
佳松亭の入り口の前の駐車場があって
本館に宿泊しても高級旅館の
佳松亭側の駐車場を利用してもOK。
プライドが邪魔をするから停めないけどね!( ˙³˙)
本館は300年以上の歴史がある国の重要文化財。
入って直ぐに下駄箱があるのに
土足OKらしく、ちょっとびっくり。
本館1階のフロントでチエックイン。
説明を受けるけどよく分からない。
だって、迷路みたいなんだもん。
本館の中から山荘、佳松亭にも行けるのね。
フロントの横は資料室。
フロント脇の階段を上がって2階へ。
歴的建造物を案内してくれる
館内ツアーもやっているらしい。
本館の中は通路が狭く、
迷路のようになってます。
本館はエレベーターがないから足の不自由な人は不向き。
私が泊まった部屋がこちら。
レトロ〜〜 ヾ(  ̄▽)ゞ
こたつ!5月なのに!
実は本館の部屋にはトイレがない。
うんがっ(。-∀-)
でも、洗面所があって良かった!
なんか、レトロな感じが好き。
布団の上げ下ろしはセルフで。
窓からは赤い橋も見えて大満足。
夜の方が雰囲気が良くて素敵だね。
お茶もいただいたし、
館内探検に出かけましょうて。
部屋を出てすぐにトイレと洗面あり。
トイレは✨ウォシュレット付✨
ちょっと休める所も。
連絡通路から3階に行ってみようっと。
積善館の本館と山荘を結ぶ連絡通路。
照明が薄暗くて |д・) 怖い
写真を撮り忘れたので積善館のHPより。
床下に源泉が流れていて、
天然の床暖房になってます。
宮崎駿監督は、ここを見て
映画の冒頭の異世界へ迷い込む
トンネルを思い付いたんだって。
さて、山荘に行って見ますかな。
な、なんか本館と雰囲気が違う。。
予算的に諦めた佳松亭へ。
佳松亭のフロントと売店をささっと見て、
ひとまず部屋に戻って風呂支度。
見るだけって嫌だわー。_-)))コソコソ
それでは、お風呂のご紹介ヾ(  ̄▽)ゞ
積善館にある3か所の温泉は
どこに泊まってもすべて利用可能。
元禄の湯 (本館前)
岩風呂 (本館1階)
杜の湯 (佳松亭5階※実際は1階)
国の重要文化財の元禄の湯
○印のとこね。
大浴場の入口前には飲泉所があって、
四万温泉は四万の病に効くと言われているらしい。
ホンマかいな、そうかいな。
元禄の湯の奥には湯気が立ち上る水車がありました。
日帰り入浴も可能なのでロッカーあり。
うっひゃー、
これがあの有名な元禄の湯かぁ。
大正浪漫のアンティークやー。
扉を開けたらすぐお風呂で
びっくり‼️( ´;゚;∀;゚;)ンフッ
湯舟が5つあって、深さはすべて一緒。
浴槽の湯温は全部同じなのに
なんで分けたんだろうね?
カランがなくて、
湯舟の底からお湯が出ています。
次は無料貸切風呂の山荘の湯へ。
「山荘の湯」
丸い小さいタイルが懐かしいわ〜
混浴風呂 岩風呂 写真は積善館HPより
現在混浴を一時停止し、男女交代制で利用可能。
他は佳松亭の貸切風呂「積」と「善」
1回45分3,300円。予約制、先着順で。
って、利用しないけど。(。-∀-)
夕食(18:00〜19:30の間)
基本的には大広間での食事だけど、
弁当形式なので自分の部屋で食べるのもOK。
その場合、自分で運ばないといけないけど
ゆっくり食べたいから部屋で。
「積善弁当」
ご飯、上州麦豚こしね汁はお替わり自由。
美味しいけど、冷めてると残念な感じ。
「四季御膳」
追加料金2,750円(税込)
刺身、茶碗蒸し、岩魚の塩焼きなど
グレードアッププランに変更可能。
朝食(8:00〜9:00)
朝食は部屋に持って行かずに
大広間で食べることに。
お粥かご飯を選べるけど、もちろんご飯で。
焼き魚の白いビロビロって
旅館のご飯で見るのは珍しいかも。
タンパク質のアルブミンが出てる。
家だとよくあるけど( ・⊝・ )
全体的にはいいお宿でした。
ただ、ひとり利用だと部屋とか
プランが選べないので評価は下げてます。
やっぱり部屋にトイレは欲しいし、
お弁当じゃ味気ないもの。