4月22日(月) 旅行4日目
今日は、、
南佐渡をこんな感じで巡る、という
行きたいとこだけ行くコースでございます。
先ずは、佐和田海水浴場あめやの桟橋へ。
駐車場からちょっと歩くと
絶景ですなぁ。
ガイド本に必ず出てくるフォトスポット。
水深が浅いので桟橋からの飛び込みは厳禁❗️
桟橋がある以外は、これと言って何もないので
次行こ、次!
ヒャッホー、
チューリップ庭園もいいけど、
道端に咲くムラサキ菜の花が
青い空に映えて、むちゃきれい!
ワカメひらひら〜。磯の香りプンプン。
たらい舟やーい!
鮑とかタコや海藻を採ってるんだろうねー。
1802年(享和2年)の小木地震で
半島の海岸線一帯は1メートル余り隆起し、
磯漁に適した複雑な地形となりまして、
狭く入り組んだ岩礁が多い海岸には
大きな舟は入っていけず、
小ぶりの舟が必要になって
洗濯桶を改良した、たらい舟が誕生。
あれに見えますのはー、沢崎鼻灯台でございます。
たいぎいので、遠目に見るだけでーす。
これが「枕状溶岩」なんかなー。
深浦駐車場 から見る長者橋。
ここから見てもやばいです、海の色が。
ふぁー、絶景だ。。
40mの高さから見下ろす海は透明度が高すぎて、、
佐渡で見た1番の絶景だった。。
反対側の入り江も絶景。
ボートがまたいいのよ。
入り江に下りてみたけど
上から見る方がいいね。
南佐渡観光で外せないのが「宿根木」
駐車場に車を停めて坂を下ると、
これぞ宿根木の眺め。
「石置木羽葺屋根」
薄く割った板(木羽)を何枚も重ね、
その上に石を置いた屋根。
「宿根木」は廻船業の集落として発展した町です。
入り江の限られた敷地に多くの民家が立ち並ぶ。
船大工が作り上げたんだって。
立派な神社が見えてきた。
奇祭「ちとちんとん」が行われる「白山神社」。
鳥居は瀬戸内海の御影石らしい。
「茶房 やました」
今日はお休みです。残念だわー。
船板をはめ込んだ民家や石畳。
ほぼ全て総二階造り。
現在、民家3棟が公開(有料)されていて、
そのうちの一つ、「三角家」
平成18年(2006)まで実際に住居として使われていました。
吉永小百合さんが道に迷いながら散歩するシーン
JR東日本のCMやポスターの撮影場所。
軒下飾りの家で知られる「伊三郎」
宿泊施設として明治25年(1892)に建築された
千石船の船頭の家をそのまま利用。
廻船2隻を所有した廻船主の「清九郎」
ここも休館だって
旧郵便局舎 大正10年(1921)
電信・電話の開始を記念して建てられたモダンな建物。
お料理あなぐちはフレンチのお店。
ランチ¥3,850 (T_T)無理っす
見るだけー。
集落を抜けると駐車場があって
北前船が停泊する港でもあった宿根木海岸に出た。
たらい舟乗り場
佐渡といえば、たらい舟だけど、
実用化されたのは江戸時代~明治時代。
たらい舟体験でメジャーなのは、
①周辺小木港周辺
②矢島経島
③宿根木(現在地)
それぞれ特徴があって、
小木港周辺は佐渡版青の洞窟に行ける。
矢島経島は海中が覗けるたらい舟
宿根木はゴツゴツした岩場を通る。
ガイド本に載ってる赤い橋の②にするかなー。
【たらい舟力屋観光汽船】
たらい舟体験
大人700円 子供400円
(さどまる倶楽部で50円引き)
青の洞窟 モーターボート
コースによる(5,000円〜)
あじゃ、外国人の団体客だわ。
1人で順番待ちをしてたら、おっちゃんが
「1人で乗るの?僕も1人だから一緒に乗らない?」
内心マジかと思いつつ
「オッケー、オッケー」
断れない日本人代表
見知らぬおっちゃんと相乗りすることに。
定員は1〜3名。500kまで大丈夫。
どこから来たのか訊いてみたら
「タイワン」
「オー、ワタシハはヒロシマじゃけん」
お互い喋れないのに、ゼスチャーゲームで
なんとかなるもんやね。
おっちゃんのお仲間が写真を撮ってる。。
外国人のノリについていけないのが写真撮影。
オーバーアクションを要求され、
同じ様に手を振り、口を開け頑張るはちこ。
断れない日本人代表
親日の国、台湾から来たおっちゃん。
楽しい思い出をありがとう。
ところで、乗ってから気がついたんだけど
私が乗ったのは①の小木港周辺でござい。
チーン ( ꒪꒫꒪)
うーっ、間違えた!
たらい舟体験(矢島体験交流館)
来ちゃいました。たらい舟のはしごです。
「すみませーん」
受付のおばちゃんは昼ごはん中。
「たらい舟体験できます?」
「できますよー」
大人700円 子供400円
矢島経島のたらい舟は真ん中にガラス窓があって
水中が見えるようになってるんだよねー。
受付のおばちゃんが船頭さんに変身。
舟屋のような船倉庫。
一周10分弱のかるーいコース。
赤い太鼓橋の向こうは大海原。
櫂一本でたらい舟をあやつりながら
湾内を案内してくれるから楽しい。
こんな話があるんですよと教えてくれた
「佐渡情話」
佐渡ヶ島の小木にお弁という娘が住んでいて
佐渡ヶ島の対岸の柏崎に住む船頭の藤吉という男に恋をした。
お弁は、真っ暗な海を番神岬の常夜灯の灯りを目指して
たらい舟をこぎ、毎夜,毎夜、逢いにいく。
しかし藤吉は、海が荒れ狂う日も来るお弁を
いつしか気味悪く思うようになる。
そして、ある夜、常夜灯の火を消してしまう。
暗闇の中、目印を失ったたらい舟はぐるぐる迷い、
ついには荒波に呑まれ、お弁は死んでしまう。
お弁ちゃん、可哀想( iдi )
「たらい舟を漕いでみます?」
そう、ここは体験ができるです!
こーで、あーでと説明を受け、櫂を動かす。
「真っ直ぐ進んでますよ、性格がいい人は真っ直ぐ進みます」
(´ー∀ー`)マジっすか
「大抵の方はその場でぐるぐる回るだけで、
前に進まないんですよ」
まさにたらい回し状態になるらしい。
「ちょっと練習したら即採用です」
うお〜 ( ̄皿 ̄*)
おだてられてバカ漕ぎする女
はぁはぁ
「重労働だわー、夏はキツそう」
「昨年の夏は倒れた船頭さん、多かったんですよ」
ここも人手不足で大変なんだって。
あー、楽しかった。
歩いて島のまわりを一周してみる。
外海ザッパーン
やばーい、この景色。
内海、穏やか〜
内海と外海の差がすごいね。
やっぱり、たらい舟はここがお薦めかも。
次は「岩首昇竜棚田」へ
細い山道をどんどん上へ。
対向車来るなよーという祈りも虚しく
キタ〜!半泣きでバックバック。
やっとのことで駐車場に到着。
こんな所にトイレがあるのが驚き。
展望台からの眺めは、、
ひゃっほー
すばらしい眺望やね。
400年以上の歴史を持ち、
江戸時代に開墾された急峻な土地だったけど
現在は高齢化で地権者は減って、棚田の面積自体も減少。
効率が悪い棚田の米作りは儲かるわけがなく、
気持ちで維持をしている状態だという。
あと10年したらどうなってるんだろう。
今の景色はもうないかもね。
こちらは大人気店の「しまふうみ」
オーシャンビューの島のカフェです。
島の食材を使ったパンや焼き菓子、
魚介のランチなんかがあるんだけど
時間が時間なんでパンを1つとコーヒーを注文。
「座ってお待ちください」
「はーい」
外のテラスにしようかなー
でも1人じゃ恥ずかしいしなー
店内にしようかなー
個室まであんのね。トイレも綺麗✨
結局、店内でモグモグタイム。
うーん、けっこうお腹いっぱい。
ごちそうさま〜
テラスから真野湾ビュー
まるでカリブか地中海?
ええ、行ったことはないっす
次は七浦海岸の中でも夕日で有名な長手岬へ。
長手岬の石碑
灯台側まで行けるみたい。
道なき岩場の隆起海岸を
灯台まで歩いて行ったけど
ちっさ。灯台、ちっさ。
舗装されてる道もあったり、
急に広い所に出たり、
綺麗な海だなーって思ったら
きったねーとこもあったりして
飽きることなく歩けて面白かった!
夫婦岩があるドライブインに到着。
さびれ具合がハンパねぇ〜
七浦海岸は「日本の夕日百選」に選ばれている夕日スポット。後ろに見えるのが夫婦岩。
なぜか妻の方が高い。笑
長手岬を先に見たから、ちょいと物足りない。
ちゃっちゃと終了して宿にGO!
この旅行の過去日記はこちら。↓