
東北旅行も終盤になりました。。
どーせ行くなら桜か紅葉の時期がいい。
悪天候やら時期がズレたりして
後回しにしていた角館武家屋敷。
やっと、キターヽ( ´¬`)ノ

今日のコースはこちら。
8:00 【刺巻水芭蕉】
角館武家屋敷へ行く途中に寄ったのがここ。

【水芭蕉祭り】
開催期間:2025年4月12日(土)〜28日(月)
会場:刺巻湿原
住所:秋田県仙北市田沢湖刺巻
駐車場:あり(約20台)

期間中はバスも出ているみたい。

ハンノキ林に囲まれた約3haの湿原に、

6万株のミズバショウとザゼンソウの群落があって

遊歩道を歩いて行く。

白い花のような部分は仏炎苞という
葉の一部が変形したもので、
本当の花は穂についた黄色の
ぶつぶつのように見える部分なんだって。
花言葉は「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」。

いやー、広いね。

まだ奥があるけど、咲いてなさそう。。

ここら辺で戻りましょうかね。

水辺に咲く紫色のキクザキイチゲ
ザゼンソウの群落は分からなかったけど
奥の方にあったのかなー。

カタクリの花もかわいいね。

ここの桜はまだ早かった。
8:30 【角館武家屋敷】

駐車場にとうちゃーく。
早めに来たのですんなりと駐車できた。
ここんとこ、温暖化もあってか
桜とか紅葉の見頃を予測するのが
ヒジョーにムツカシイ。
私の場合、半年くらい前から計画、
予約をするので、満開を当てるのは
ほぼ運しかない( ̄ー ̄:)
そして、晴れの日まで引き当てるには
日頃の行いがいい➕ほぼ運

咲いてるじゃーん( ̄∀ ̄)
通りの両側に武家屋敷が立ち並んでいて、
そのうちの何軒かは屋敷内を見学できる。
やっぱり、ここは見学しなくちゃ。

武家屋敷【石黒家】

1806年(文化6)建造の格式高い薬医門に、

江戸後期建造の主屋。
武家屋敷のなかでは最古の建造物。
拝観料を払って中に入ると

係の女性が案内してくれます。
ここからの文は案内の文字起こし↓
200年前に建てられた
この街に6軒武家屋敷が残っていたんですが
その中でうちが1番古い建物になります。
今もまだ実際に暮らしているので
前の方だけの展示になります。

今は茶の間として使っていますよ〜。

昔はこの部屋に薪の囲炉裏がありました。
薪は煙が出ますので
ガラスが入っている部分は
煙出しの窓でした。
(当時は板はめ)

この棒は室内の物干しで
衣類をかけたり、食べ物を干したり
便利に使ってました。

こちらは季節展示になります。


赤い兜の大きな人形が1番古いものです
1850年代の武者人形です。

こちらが昭和の初期のものです。

当主より身分の高い人だけが使っていた正面玄関
(冠婚葬祭の時とかの特別な時だけ使用)
身分制度が厳しかった時代ですから
4つ玄関がありまして
正面玄関、脇玄関、裏玄関、勝手口と
分けられておりました。

欅の一枚板に亀が透かし彫りになっていて

裏側から見ると影絵のように見えます。

床の間を出て12畳の客間です。

庭の右の角にあるのが樅木ですね。
高さ35m、幹回りは5m近くあって
建物の高さだけで言うと
ビル10階くらいの高さです。
近すぎて全容は見えず

展示室があるのでどーぞ。
ここから案内はなし。

箱ぞり

明治の頃に建てらてた蔵が
資料館になっていてました。

使われていた道具類

さっき、説明があった樅木を
外から見ると
でっけー ( ゚∀゚ )

こちらの武家屋敷もすごかった。

武家屋敷【青柳家 】

「青柳家」は、一番大きなお屋敷で
敷地はなんと三千坪!
ガイドさんがいないので勝手に見て回る。

青柳家は、二代目当主・藤右衛門が
みちのくの地に移り住んでから四百年。
角館では芦名氏に仕え、芦名氏断絶後は、
水戸時代と同様佐竹氏の臣下となり、
以来明治の世を迎えるまで、佐竹氏の家臣として仕え、
主君の繁栄を支えました。

母屋の非公開部分

むっちゃ非公開じゃん。

でも、水屋は柵越しに見れる。

非公開部分が見たい場合には
こんなんありましたー。
母屋探訪プレミアムツアー
毎日4回10時・11時・14:00・15:00
当日現地で受付可
大人500円、子供200円

母屋の入り口から武器蔵へ。

刀実触体験
武士の魂を宿した貴重な「刀」と
「片刃槍」を手に取ることができる。

むむむ なかなかの重さ。

【武器蔵】
魔除けの頭蓋骨⁉️(꒪ꇴ꒪〣)

青柳家のルーツを伝える貴重な
鎧・兜等の武具や、江戸時代からの
文献が収められている。

青柳家は戦国時代、
武器を作る家柄のようでした。

甲斐の国司、武田信玄のもとで
関東最強の武士軍団の鎧兜も作っていたのね。

なんか分からんけど

すごい!←語彙力のなさよ。

【解体新書記念館】

『解体新書』は日本で初めて翻訳された
全5冊の西洋医学書で、

初めて正確な人体解剖図の付図1巻付き!

きんっもっ(O_O)
人体解剖図を描いた画家は
小田野直武という角館の武士だったのね。

神明水
青柳家の裏山、源太寺山から、
庭園内の池に数百年絶え間なく流れ込む沢水。

解体新書の小野田直武の銅像

青柳家八重紅枝垂れ桜
農林水産省の認定を受けた、
日本に一本しかない珍しい枝垂れ桜の新種。

【秋田郷土館】

雪国ならではの頑丈な造りの旧家を移築。

ここに座ってお庭を眺める。
いいねー

2階の展示は


戦乱の歴史、幕末の武士とかの写真。

スフィンクスとサムライ
幕末の1854年以降に遣外使節した時の写真

こりゃまた、一気にモダンに

古いレコードがずらり。


【武家道具館】

【時代体験庵】
江戸時代のタクシー、
籠掻き(かごかき)体験ができる。

【ハイカラ館】

1階 ティールームとショップ

2階 展示室
19世紀~20世紀に当主が集めた、
アンティークな時計や蓄音機、

カメラなどを展示。

毎年9月7~9日に行われる、角館の祭典の山車。

一周まわって、母屋に戻る。
はぁ〜、ホントに広いわー。


【角館伝承館】

パンフレットでよく見る景色だよ。

コーフンして写真を撮る枚数が
ぐんっと上がる⤴️

162本が国の天然記念物
枝垂れ桜は現在400本!

武家屋敷【岩橋家】拝観は無料

ここは江戸末期に改造され

角館の中級武士の家屋で
間取りなどは典型的な武家屋敷。

角館小学校が明治7年に創立した場所の跡地。

現在400本ある枝垂れ桜の中で
162本が国の天然記念物に指定されてるんだって。

椿も綺麗だわー。

昭和チックなポストに
違和感を感じるのは私だけ?

武家屋敷【河原田家】

ふむふむ。
チラッと見ただけでスルー
既に飽きてきた女

観光地では食事をしないワタシ。
こんな感じで並ぶのがイヤなのと
混雑してる店内で1人だと肩身が狭いからイヤ。
故に試食で飢えを紛らわす。
(›´ω`‹ ) ゲッソリ

ひゃっほー、試食ができるざんす。
角館銘菓「もろこし」のお店。

〜なまもろこしの試食〜
落雁ぽい「もろこし」はイマイチ好きじゃないけど
この「生もろこし」は柔らかくて
口の中でほろほろと崩れる感じ。
とは言え、もろこしはもろこし。
買うほど好きじゃない←帰れ!
ごちそうさまでしたーヽ(・∀・)

【安藤酒造】
ここでも無料のダシをいただく。
腹減ったー

【桧木内川のソメイヨシノ】
桧木内川の土手の近くには屋台も出て

熊も出る。( ꒪⌓꒪)うんがっ

でも、土手は約2キロにわたって、

上皇様お誕生記念として植えられた、
ソメイヨシノが咲き乱れてました。

いつもは武家屋敷より
咲くのが遅いらしいけどこちらも満開。
風情があって、歴史を感じられる
素敵な町でした〜。
さて、このあとは3時間くらい
車でぶっ飛ばして肘折温泉へ。

次回、山形県 肘折温泉で山菜食って、
朝市行って、東北旅行フィニッシュの巻
この旅行の過去記事はこちら↓