雑記と旅のブログ。はちこーんのお一人様が行く

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広島〜北海道へ。25日間の車1人旅 ②自分を見つめ直す訳じゃないけど永平寺に行ってみたの巻。

 

47都道府県、最後の未踏地「千葉県」は

死ぬまでに行きたい所に取っておくとして、

ほぼ未踏に近い県と言えば福井県。

行ったことがあるのは鯖江のツツジのみ。

で、旅は急ぐものの、永平寺に寄ってみることに。

 

車を駐車場に停めて、旧参道の方から永平寺へ。

 

左に見えるのは、永平寺の宿坊の柏樹関(はくじゅかん)

2019年開業だからピカピカだね。

 

誰も歩いてないと思ったら、

土産物屋の方を歩いて行く人が多いみたい。

 

1244年に道元禅師によって開創された坐禅修行の道場で、

曹洞宗の大本山、永平寺。

 

【永平寺 龍門】

ここからは空気がガラッと変わった気がする。

木陰で涼しくなっただけ←

 

【国民体育大会 記念碑】

 

【天地観世音菩薩】

 

樹齢500年の杉と苔に覆われた境内を通ると

なんか凛とした気持ちになるね。

 

【手水舍】

 

最近のお寺は進んでる〜〜

参拝をする前に手水舍の横のスポットへ。

 

【一葉観音】

道元禅師が宋に行くため海を渡ろうとした時、

船の上で観音経を唱えたところ、

波の上に現れたのがこの一葉観音で

荒波も静まり、無事に航海できた。

…らしいです。(´・_・`)

 

【唐門】からもん

永平寺と言えば唐門が有名だよね。

一般の人は通れないけど。

 

通用門に戻って、参拝チケットを購入。

大人 500円 小中学生 200円

 

紫陽花が綺麗だね。

建物の中に入って靴を脱いで移動。

 

伊勢神宮でいただいた御朱印帳の

記念すべき1ページ目が永平寺とは。

 

因みにいただいた御朱印がこちら。

 

daihonzan-eiheiji.com

永平寺は修行体験もできるらしいけど、

うーん、パスで。(w)

 

参拝順路に従って歩きます。

吉祥閣から続いている傘松閣に進むと、

 

どーん、(@@)なんと156畳の大広間。

 

昭和初期の有名な画家144人による日本画で、

ほとんどが花鳥風月なんだけど、この中に鯉2枚、

唐獅子2枚、栗鼠(りす)1枚の絵が隠されていて、

探し出せると幸せになれるとかなんとか。

ちょっと見たけど見つかんないわ。

 

掛け軸の達磨大師の顔が‥怖っ

 

寺院の建物を一般に「伽藍(がらん)」といい、

永平寺の修行に欠かせない七つのお堂を「七堂伽藍」と呼ばれる。

山門、仏殿、僧堂、庫院、東司、浴室、法堂(ほっとう)の七つ。

 

特に僧堂、東司、浴室は三黙道場。

(一切の私語は禁止)

 

こんな感じで回廊で結ばれていている。

めちゃくちゃ広いなぁと思っていたら、

東京ドームだと7個分!

東京ドームに行ったことがないから分からんけど。

 

とりあえず、仏殿がある方に行ってみる。

 

【僧堂】そうどう

修行僧が坐禅のほかに食事や睡眠をとる建物。

 

【承陽殿】じょうようでん

道元禅師のお墓。

「承陽大師」とも呼ばれていたことから

この名前がつきました。

 

【仏殿】

永平寺のご本尊は釈迦牟尼仏。(しゃかむにぶつ)

 

永平寺の修行の中心は座禅らしけど、

回廊掃除などの作務(さむ)も「動の座禅」

 

そう言われるだけあって、

毎日の拭き掃除で塵ひとつない。

 

【法堂】はっとう

聖観世音菩薩がお祀りされていて、説法や法要が行われる。

大光明蔵

【大光明蔵】だいこうみょうぞう

 

【瑞雲閣】ずいうんかく
一般参籠者の宿泊に当てられる和室や応接間が有る。

 

【雲版】うんぱん

時報など、これを叩いて合図するんだとか。

 

【大庫院】だいくいん

修行僧と来客のための台所。

 

【大すりこぎ棒】

食事を司る大庫院の前にある。

 

身を削り 

人に尽くさんすりこぎの

その味知れる人ぞ尊し

 

他人の為に一生懸命努力している人の苦労を感じ取り、

そのことへの感謝の気持ちを持てる…そんな人が尊いということ。

 

東司(トイレ)とうす

 

【雲水さんの浴室】

入浴中は私語が禁じられてる。

 

山門の方へ。スロープもあるね。

 

永平寺の山号の由来である「吉祥(きちじょう)」の額。

山門は境内で一番古い建物で、

雲水が正式に入門する時と

修行を終えて出る時しか通れない門。

 

【中雀門】

山門から中雀門を見た所。

 

山門の両側には仏教の守護神である

四天王が祀られています。

 

この全体図の方が分かり易いね。

 

1時間以上かけて参拝を終えて一旦外へ出る。

次は寂光苑の方へ。

 

唐門脇の坂道を進むと寂光苑がある。

永平寺で参拝してもこちらを訪れる人は少ない。

と、何かに書いてあったので寄ってみるかなー。

永平寺から寂光苑は見えないからスルーする人は多いかも。

 

【愛宕山公園】

 

寂光苑は2000年に道元誕生800年と

750回忌の記念行事として整備された庭園。

 

【稚髪像】

出家を決意した、若かりし頃の道元禅師。

 

【わらべ地蔵】

 

【寂照の鐘】

NHKの「ゆく年くる年」の除夜の鐘で有名だよね。

この鐘はいつでも誰でも2回まで撞くことが出来る。

 

やっぱり紅葉の時期にもう一度来たいなぁ。

 

【玲瓏の滝】れいろうのたき

滝を眺めていたら背後からバタバタと足音が。

 

掃除を終えて走って帰る雲水さん?

 

越前の山の中で修行をしながら永平寺を支える雲水さん。

なんだか、心が洗われる気がした。

気がしただけ← 

 

私も家の掃除をしなくちゃ。¯💧  

 

帰りは土産物屋の方から帰った。

なんも買わんけど。←

 

 

 

25日間の旅のあらすじはこちら。

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