青から白に変化してゆく
雲のグラデーション
澄み切った青い空。
少し冷たい風が気持ちいい。
秋は一年の中で最も好きな季節。
誰かと出逢いたいと思う感傷的な秋。
そういえば、最近 見なくなったほしのあき。
別居しているんだっけ?
そんなことはどうでもいい。
別居する男がいるだけマシだ。
茜トンボの群れが飛んでいる。
そんな窓の外の景色を見るのが好きだ。
いや、それは嘘。
飛んでいるのはトンボではない。
文才もないのに綺麗に
まとめようとするのが間違いだ。
山々が黄金色に変わる頃に
扉を開けると降ってくる。
窓を開けると飛んでくる。
秋の訪れは望まない形でやって来た。
びっちりやん。( ̄▽ ̄;)
職場の窓枠のこんな所やあんな所。
そしてカマキリの集団発生。
至る所でカマキリがぺちゃんこに。
ああ、また私は罪を犯す。
草履の下にはカメムシが。
「 踏みやがったな 」
そんな声が聞こえたような気がしたのは
私が優しい心を持っているからなんだね。
「 そっとおやすみ 」
そう心の中で呟きながら、
カメムシを蹴たくった。
そう言えば、
臭い秋 臭い秋 臭い秋 見つけた
そんな歌があったなぁ。
この童謡を聴く度に
もの悲しい気持ちになったのは
カメムシのせいだったんだね。
サトウハチローさんってすごい。
え、違うの?(゚∀゚)
少年時代に離婚した両親。
去って行った母との思い出を歌った
奥深い秋の風景なの?
なんだか泣けちゃうね。
カメムシさん、ごめんよー。
ついでにサトウさんもすまぬ。
( ´;゚;∀;゚;)ンフッ