雑記と旅のブログ。はちこーんのお一人様が行く

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広島〜北海道へ。25日間の車1人旅 ④「姥湯温泉 桝形屋」山形県で一番高い標高の秘境の温泉宿に泊まるの巻

 



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まだ時刻はAM4:30 ・・・

おはようございます。(TдT

 

真夏の車中泊、きっつーー。

エアコンをかけず死んじゃう老人に

なるとこだったよ。

雨も降ってるし、蒸し蒸し度MAX❗️

 

さてと、、

今日の宿は山形県の姥湯温泉。

すごい山道を通って行くっていうのに

雨なんか降ったもんにゃ泣いちゃうよ。

 

ドンドコ、ドンドコ、ははーっ

祈りの儀式

 

ふふふ・・晴れました。(ΦωΦ)

やっぱり私は晴れ女。

 

山形県の米沢には米沢八湯がある。

温泉貧乏県の広島に住んでいると

秘境の秘湯って憧れちゃうよね。✨

 

今回行くのは姥湯温泉なんだけど、

40分くらい、クネクネ道を走行しないと

辿り着けないらしい。

事前にYouTubeで山道を調べ、

 

行けるんか?運転できるんかぁぁ?

 

ええ、自問自答しましたよ。

いつも旅行に出ると必ず怖い山道はあるし

まぁ、なんとかなるでしょ。

 

対向車よ来ないでと祈りながら進む。

怖い、怖い、怖い〜

 

祈りも虚しく、

ハイ、対向車来ましたー(TдT

グシュ、避けてくれてありがとう。

 

姥湯温泉に行く途中にある

峠の茶屋に寄ってみることに。

またまた対向車来ましたー(TдT

 

【峠の茶屋】

創業明治27年。奥羽線の開業よりも古く、

かつて、峠を越えていく旅人を相手に、

精のつく餅を提供した茶屋として親しまれてきた。

 

この駅名の標識は昔のものだろうね。

 

なんだ、このロボットは。(・∀・)

 

峠の力餅 8個入り1,000円

峠駅構内では電車の発着時になると、

駅弁スタイルで「峠の力餅」が売られている。

峠の茶屋でも売ってます。

 

お雑煮食べたいなー。

待てよ、今14:00だから

あんまり食べると夕飯が入らないかも。

 

「ミックス餅くださーい!」

 

¯💧  ヤバくね?この量。

絶対にお雑煮より多い気がする。。

 

くるみダレは濃厚で美味しい。

ずんだのプチプチ感、胡麻はゴマだーっ

あんこ、うまーっ、納豆くっせーっ

食レポの女王やね。

 

ペロリと平らげた私に店のおばちゃんが、

 

「急いでるの?」

「急いでないですよー」

「喉に詰まらん?飲むように食べる人は初めて見たわ」

 

飲む様に・・・(w)

 

「オホホ、、美味しかったんで」

止めろやい、恥ずかしいぜ。

いや、褒めてないって。

 

軽いおやつもいただいたので

峠駅の方へ行ってみる。

鉄道ファンにはおなじみ、奥羽本線・峠駅。

標高624mと、奥羽本線内では最も高い位置に建つ駅。

 

初めてだ、こんな駅舎を見るのは。

峠駅のスノーシェッドは全長200m

(雪から設備を守る為に設置)

 

今では1日の乗降客数が十数人、

そんな日もあるけど、その昔は、
急勾配と豪雪による難所として知られる

板谷峠を超えるために必要だった

4駅連続スイッチバックの最高地点駅として活躍。

 

山形新幹線が開業してからはスイッチバックが廃止され、

この駅舎だけが名残として残されています。

 

現在の峠駅は山形新幹線の在来線直通区間なので

山形新幹線の車両が目の前を通過。

 

駅では今時珍しい手売りで餅を売る人がいて、

停車時間1分のうちに買いに走る。

(峠の茶屋で売っているヤツ)

 

ここから滑川温泉には徒歩60分。

姥湯温泉には徒歩2時間半で行ける。

宿泊する場合は宿から送迎があるので

ハイキングしたい人はどーぞ。

 

さて、ワタクシは残りの酷道を

車で進みましょう。

 

目的の姥湯温泉はここから4km、

標高差400m。

 

滑川温泉と姥湯温泉の分岐点を曲がると

ここから更に山道が急傾斜になる。

 

ヒィぃ〜、すごい坂道だー。

対向車よ、来ないでー。

 

ハイ、来ましたー。( ° ¡¡ °)

 

日帰り温泉客の車が多いのかなぁ?

 

ふぅ〜っ、まだあと3kmあるってか。

これ以上ないというくらいの前傾姿勢、

筋肉硬直、鼻の穴を全開で山道を進む。

(普通にヤバい奴)

 

おっ、それっぽいとこに出て来た!

一応これが駐車場らしい。

けっこう停まってるよ、こんな山奥に。

 

ここに駐車して、宿までは歩くので

雨だとキツイかな。(徒歩250m)

 

ここから荷物はゴンドラに預けて

ケーブルで運んでくれます。

送迎の車で来た人だけだろうけど。

私は荷物をコンパクトにリュックで。

 

吊り橋を渡って、坂道を登ると宿が見えてきた!

 

(゚∀゚;)すごいとしか言えない。

あんな所に宿があるなんて。

ここは山形県で一番標高が高くて1250m。

 

【姥湯温泉 桝形屋】

www.ubayuonsen.com

 

桝形屋初代が山師として金山を探している時、

山姥に教えられて発見したとされる。

(室町時代1533)

温泉名もこれに因み姥湯となった。

現在の当主は17代目。

 

玄関の前にゴンドラが到着する。

 

ビールはアサヒで350ml缶で400円、

500ml缶で500円。

ジュース類は200円位で少し高め。

自販機があるだけ有難いよね。

 

湯の花を買うか悩んだけどやめた。

掃除が大変そう。まっちろけになるもん。

 

建物は木造の2階建で、客室は全部で13部屋。

 

とても綺麗に整備されていることに驚き。

 

泊まったお部屋は2階の6号室。

 

7.5畳の和室。エアコンは無し。

 

こんな秘境なのに部屋におトイレがある。

しかもウオシュレットだし、綺麗ときたもんだ。

山小屋のイメージで来たからテンション⤴️

 

お部屋からも絶景が見えます。

 

迫力満点の渓谷美。

川のせせらぎを聞きながら

スタッフさんの説明を聞きます。

 

「今日はここまで車で?お一人で?」

 

「ええ、すごい道ですね」

 

「まぁ、運転して1人で?すごーい」

 

ん?やっぱり女1人で運転して

ここまで来るって珍しいのかな・・

 

峠駅からこの宿迄は送迎があるから

それを利用する人が多いのかも。

チエックインも済んだし、

温泉、温泉 ( ´θ)

 

露天風呂は全部で3カ所あって、

1カ所が女性専用、残り2カ所は混浴。

あと男女別の内風呂あり。

 

露天風呂に行くには1階で草履に履き替えます。

 

一旦外に出て、少し歩くと見えてくるのが

一番低い位置にある「瑠璃の湯」

 

ここが女子専用の時間帯の場合は

上の二つのお風呂が混浴となる。

要は女湯はあるけれども、男湯はなく、

女性はいつ、どの風呂に入ってもいいよ形式。

(いい風に考えれば男性は常に混浴🥰)

 

なるほど、、今から夕ご飯までと

朝起きてから朝ご飯を食べるまでは大丈夫ってことね。

雑な覚え方。( ̄▽ ̄)

 

カゴだけのシンプルな脱衣場。

先客が2人いる模様。。残念!

 

洗い場はなくて、桶のみ。

 

2015年にマツコの知らない世界で紹介される。

全国2000ヵ所以上の温泉に行ったマニアが選んだ
厳選7つの秘湯の中の1つ。

 

むき出しの岩肌をぬって流れてくるお湯に、

自然の恵みを 感じる温泉・°*。・*

 

お湯に入っては石の上で風に当たり、

またお湯に浸かる。。

やっと1人があがった。残りは1人。。

 

おばちゃん、私より早く入っているのに

石の上でほぼ動かず瞑想🧘中?

容姿的に麻原彰晃を思い出した。←コラッ

 

底に溜まった湯の花を足で混ぜ混🌀したりして

 

粘ってみたが、←独泉したい女。

・・・( ̄皿 ̄ ) ギブアーップ❗️

 

部屋で1時間休んでからもう一度

瑠璃の湯に行ってみる。

 

まだいた!

おまんは風呂の主かw

 

結局、写真は夕飯のあとに撮る。

 

〜翌朝〜

 

AM5:00 シトシト雨が降ってる。

はれろよ、晴れろ。ドンドコドンドコ

(いつもの天気回復のお祈り)

 

AM6:00 ナント、雨が止みました。

お風呂、お風呂、お風呂に行きまっせー。

 

「瑠璃の湯」から更に奥へと進んで橋を渡る。

次は薬師の湯へ。

 

脱衣場から湯船に移動する時は

確実に通路から丸見えの模様w

 

【薬師の湯 女性専用時間】

18:0020:006:008:30

 

目の前に迫る、黄白色や赤褐色の

岩盤ビュー。(w)すげーっ

 

岩壁から自然に湧出される51℃の源泉は、

加水も加温も循環も消毒もない正真正銘源泉100%

湯量などを調整して適温にしてるんだって。

 

姥湯温泉の泉質は、単純酸性硫黄泉。

硫黄独特の香りが立ち込めてプンプン。

 

露天風呂を1人占めできたけど、

解放的過ぎて、なんか落ち着かなーい!

 

露天風呂の中で最も広い「山姥の湯」

【女性専用時間】

18:00〜20:00  6:00〜8:30

 

山姥の湯だけが男女別の脱衣場あり。

 

岩肌を覆いつくす原生林は、コメヅカ、ブナ、ダケカンバ。

 

いやー、ホント極楽、極楽。

 

今まで入った温泉の中でお湯、景観共に最高❗️

 

最後に内湯に入ろうっと。宿に戻ります。

 

お風呂は宿泊客専用で、

10時のチェックアウトまで24時間入浴OK。

(シャワーと蛇口のお湯は温泉ではない)

 

檜造りの内風呂(男・女別)

 

明るいね。

 

さて、

長くなったので食事編はまた次回ってことで。

 

 

25日の旅行のあらすじはこちら。↓

 

hachiburo.hateblo.jp

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