7月10日月曜日 旅行5日目
3年前の秋に東北一周旅行に行って以来、
東北の名湯巡りを熱望する日々・・
この夏にやっと山形県の姥湯温泉「桝形屋」へ。
そして今回ご紹介するのは、
花巻温泉郷、鉛温泉「藤三旅館」
映画「海街diary」のロケ地にもなった場所。
ああ、泊まりたい❗️ ( ̄皿 ̄ )
そして、やっと念願が叶いました。
宿の人が出て来て、奥の駐車場に誘導される。
お出迎えはいらない派なんだよねー。
荷物をまとめてなくて毎回ドタバタ。
ムホホ、、この玄関からして超タイプ。
これが海街diaryで三姉妹が葬儀の為に
泊まったあの宿なのね。
宿名は「あずまや旅館」だったけど
本当は藤三旅館です。
「新日本百名湯」「日本温泉遺産」
何やらすごい温泉のようだ。
ここでチエックインをします。
素敵な看板も私が撮ると、何故だか真っ黒に。
ここは寛ぎ処です。
藤三温泉は田宮虎彦の小説「銀心中」の
舞台にもなっているほか、
遠縁にあたる宮沢賢治の童話
「なめとこ山の熊」にも登場しました。
ロビーに飾ってある海街diaryのサイン。
大谷翔平も訪れたことがあるんだって。
そりゃ、地元だもんねー。
時間の都合で花巻東高校に行けなくて残念😢
このお宿は3タイプありまして、
①全室露天風呂付き、モダンでお高めな
私には縁のない「別邸十三月」
②トイレもお風呂もないけれど、
なんとか私でも泊まれそうな「旅館部」
③格安で泊まれて自炊もできる「湯治部」
旅の予算としては湯治部一択なんだけど
な、な、なんと、タイムセールを
しているではないの。
やっぱり、私って( ̄ー ̄ )運がいい。
クラシカルな階段を上がって2階へ。
おっ、なかなかいいお部屋ですな。
何号室だったっけ?( ̄w ̄)
本館の旅館部のお部屋です。
元々は7畳だけど3畳広縁を潰して畳に。
実際は10畳はあるから1人なら十分。
お風呂上がりに嬉しい冷水ポットあり。
お布団は初めから敷いておくシステム。
カメムシに気がついたくらいで
いちいちお呼びたてするなんて・・
ガムテープ置いといて!
窓の外は豊沢川が流れていて
白糸の滝も見えるし、眺めはよろし。
さて、お風呂に行きますか。
藤三旅館と言えば、
1.25mの立ち湯が有名だよね。
大々的に撮影不可と書いてあるけど、
「写真が撮りたいの❤️」
と言えば、すんなり🆗してくれました。
「白猿の湯」は基本的に混浴だけど、
1日3回女性専用時間がある。
6:00~7:00、14:00~15:00、
20:00~22:00
あらー、14:00〜15:00は
日帰り客しか無理じゃないの。
起きてすぐに駆け込むか、
夕飯を食べた後のだるーい時か、どっち?
どっちもーー (゚∀゚ノ)ノ
白猿の湯は夕飯の後にして
男女別の桂の湯に行く。
廊下は赤絨毯が敷き詰められていて
まるで女優の様な気分。←単純なヤツ
2階のエレベーターの絵は
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』
扉が開くと雪の岩手山がどーん。
1階は花巻郷土芸能の『鹿踊り』
3階のこの絵はなんだ?
案内板に従って右に行くと、
有料マッサージ機あり。
右手に湯上がり処があって、
濃い薬湯って書いてある。ワクワクするね。
【桂の湯】清掃を除き24時間入浴可能
「桂の湯」は桂の木の根もとから
湧き出たという鉛温泉の由来から名づけられた。
日帰り利用客の為にロッカーもある。
日帰り料金:大人800円 子供600円
お風呂+ランチ(11:00~13:00):1,650円
お風呂+ディナー(平日18:00~20:00):4,300円
広島にあったらランチプランで通いつめるのに。キィ〜
お湯は42℃くらいかな。
泉質はph8.5のアルカリ性単純泉。
有名といわれる温泉地でさえ
滅多にない源泉5本を有し、
館内全4浴場すべて「源泉100%掛流し」
渓流を眺めながらの露天風呂。
気持ちいいっ!
昨日の桝形屋といい2連チャンで
こんないい温泉宿に泊まるとはね。
宿泊費の予算は15泊で12万なのに
後の宿が怖い怖い。
でも、ホントありがたいです。
ブクブク
【銀の湯】
貸切利用が可能な温泉。
脱衣所に床暖房を設け、段差を少なくするなど
バリアフリーも配慮しているので、
足腰が弱い方にもおすすめです。
HPの案内、そのまま受け売り( ^ω^ )
銀の湯は写真だけパチリ。
歴史ある旅館からは想像できない
オシャレ和モダンな空間。。
増築やらリニューアルやらで
急に新しい所があるのも楽しい←
夕食は3つのコースから選択できる。
【梅膳】
花巻名物のプラチナポーク「白金豚」
花巻産白金豚の季節鍋
【竹膳】今回はコレ
メイン料理の「A5ランクの霜降り岩手和牛」を
「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」のどちらか。
【松膳】
岩手の恵を堪能できる料理長渾身の当館最上級コース
カンパチはコリコリしてる。
A5ランクの岩手牛のすき焼きを選択。
美味しいけど少し味が濃いかな?
もろこし豆腐は粒感があって
うまーっ
年配の男性スタッフが話しかけてくれて
1人でも楽しく食事ができた。
接客はとても感じがいい。👍です。
連れがいないと、宿の人と長話ができていいよね。
もうすぐ夜の8時になりますぜ。
お腹を撫でながら寝てる場合じゃござんせん。
昭和レトロな湯治部を探険しながら
白猿の湯に入りに行って来やす。
あれれ?ここは1階の湯治部でしょうか?
暗くて怖すぎるんですけどー。
おーい、本当に湯治部ですかー?
2階に上がってみる。ここが湯治部なのか?
どうやら湯治部は2階しか使われてないみたい。
ちよっと学校の廊下っぽいのも堪んない!
木で作られたレトロなベンチ。
むほー、やって参りました白猿の湯に。
既にワクワクの興奮状態。
【白猿の湯】
岩窟から出てきた白猿が
カツラの木の根元から湧き出る泉で
手足の傷を癒す姿を見たことにより
発見されたと言い伝えられている。
ガラガラと扉を開けると、、
ぶほっ、(@∀@)
おっと、いきなり湯船が丸見えだー。
バスタオルや湯浴み着は使用不可。
しかも立ちスタイルとはエグいお風呂だ。
スッポンポンの丸見えは当たり前。
ふんが、ふんが (*°∀°)=3
湯上がりに下から見上げられたもんにゃ、たまんない。
でも今は、ラッキーなことに誰もいないのよ。
(ΦωΦ)ニヤリ
時々両手を上げて、ジャンプからーの
シンクロナイズドスイミングもどき。
3階に渡る吹き抜けを見上げながら、
解放的な気分で足元自噴の源泉掛け流しを、
ミーアキャットスタイルで楽しむ。
「加水」も「加熱」もしていない、
それが足元からぶくぶく。
ほぼ無色透明、かすかに硫黄臭。
堪んないっす。♪
こっちは子供用かと思ったけど、
( ̄w ̄)さぶっ
ガラガラガラ
女性専用時間は1時間ほど。
おばさん達がやって来た。
幸せは長くは続かないのだ。
あがろ、あがろ。
今日は山形県の姥湯温泉から銀山温泉、
そして岩手県の鉛温泉へ。
疲れたびー。
念願の立ち湯にも入ったし、
おやすみなさーい。
・
・
おはようございまーす。
自然に目が覚める、年寄りの習慣。
目覚まし時計を使うことなどない、正確な体内時計。
すごいね。( ̄∀ ̄)
白猿の湯は6:00〜7:00
扉の前で早めに待機して1人独泉を狙う。
ハンターみたい( ̄▽ ̄)
岩手県産の野菜をひとつ共通食材として
ご飯に合う朝食のおかずを提供するという
「はなまき朝ごはんプロジェクト」
岩手県産のとれたて卵のベーコンエッグ。
納豆の絵が可愛いね。
花巻産こだわり減農薬米ひとめぼれ。
何故だろう、お茶碗がバカでかい。
殺す気かw
もうお腹いっぱいでふー。
チエックアウトの後に、
広瀬すずになった気分で橋に立つ。
「あれが旅館よ」って、、
ブルーシートが目立つ〜〜
ゲンナリ〜〜
旅のあらすじはこちら↓