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広島〜北海道へ。25日間の車1人旅 ⑥ 「海街diary」のロケ地、岩手県 鉛温泉「藤三旅館」で立ち湯をしてみたがの巻

 

7月10日月曜日 旅行5日目

 

3年前の秋に東北一周旅行に行って以来、

東北の名湯巡りを熱望する日々・・
この夏にやっと山形県の姥湯温泉「桝形屋」へ。

そして今回ご紹介するのは、

花巻温泉郷、鉛温泉「藤三旅館」

 

namari-onsen-ryokan.com

 

映画「海街diary」のロケ地にもなった場所。

 

ああ、泊まりたい❗️ ( ̄皿 ̄ )

そして、やっと念願が叶いました。

 

宿の人が出て来て、奥の駐車場に誘導される。

お出迎えはいらない派なんだよねー。

荷物をまとめてなくて毎回ドタバタ。

 

ムホホ、、この玄関からして超タイプ。


これが海街diaryで三姉妹が葬儀の為に

泊まったあの宿なのね。

宿名は「あずまや旅館」だったけど

本当は藤三旅館です。

 

「新日本百名湯」「日本温泉遺産」

何やらすごい温泉のようだ。

 

ここでチエックインをします。

 

素敵な看板も私が撮ると、何故だか真っ黒に。

 

ここは寛ぎ処です。

 

藤三温泉は田宮虎彦の小説「銀心中」の

舞台にもなっているほか、

遠縁にあたる宮沢賢治の童話

「なめとこ山の熊」にも登場しました。

 

ロビーに飾ってある海街diaryのサイン。

 

大谷翔平も訪れたことがあるんだって。

そりゃ、地元だもんねー。

時間の都合で花巻東高校に行けなくて残念😢

 

 

このお宿は3タイプありまして、

①全室露天風呂付き、モダンでお高めな

私には縁のない「別邸十三月」


②トイレもお風呂もないけれど、

なんとか私でも泊まれそうな「旅館部」


③格安で泊まれて自炊もできる「湯治部」

 

旅の予算としては湯治部一択なんだけど

な、な、なんと、タイムセールを

しているではないの。

やっぱり、私って( ̄ー ̄ )運がいい。

 

クラシカルな階段を上がって2階へ。

 

おっ、なかなかいいお部屋ですな。

 

何号室だったっけ?(w)

本館の旅館部のお部屋です。

 

元々は7畳だけど3畳広縁を潰して畳に。

実際は10畳はあるから1人なら十分。

 

お風呂上がりに嬉しい冷水ポットあり。

 

お布団は初めから敷いておくシステム。

 

カメムシに気がついたくらいで

いちいちお呼びたてするなんて・・

ガムテープ置いといて!

 

窓の外は豊沢川が流れていて

白糸の滝も見えるし、眺めはよろし。

 

さて、お風呂に行きますか。

藤三旅館と言えば、

1.25mの立ち湯が有名だよね。

 

大々的に撮影不可と書いてあるけど、

「写真が撮りたいの❤️

と言えば、すんなり🆗してくれました。

 

「白猿の湯」は基本的に混浴だけど、

13回女性専用時間がある。

6:007:0014:0015:00

20:0022:00

 

あらー、14:0015:00

日帰り客しか無理じゃないの。

起きてすぐに駆け込むか、

夕飯を食べた後のだるーい時か、どっち?

 

どっちもーー (゚∀゚ノ)

 

白猿の湯は夕飯の後にして

男女別の桂の湯に行く。

 

廊下は赤絨毯が敷き詰められていて

まるで女優の様な気分。←単純なヤツ

 

2階のエレベーターの絵は

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』

 

扉が開くと雪の岩手山がどーん。

 

1階は花巻郷土芸能の『鹿踊り』

 

3階のこの絵はなんだ?

 

案内板に従って右に行くと、

 

 有料マッサージ機あり。

 

右手に湯上がり処があって、

 

濃い薬湯って書いてある。ワクワクするね。

 

 

【桂の湯】清掃を除き24時間入浴可能

「桂の湯」は桂の木の根もとから

湧き出たという鉛温泉の由来から名づけられた。

 

日帰り利用客の為にロッカーもある。

 

日帰り料金:大人800円 子供600

お風呂+ランチ(11:0013:00)1,650

お風呂+ディナー(平日18:0020:00)4,300

広島にあったらランチプランで通いつめるのに。キィ〜

 

お湯は42℃くらいかな。

泉質はph8.5のアルカリ性単純泉。

 

有名といわれる温泉地でさえ

滅多にない源泉5本を有し、

館内全4浴場すべて「源泉100%掛流し」

 

渓流を眺めながらの露天風呂。

気持ちいいっ!

 

昨日の桝形屋といい2連チャンで

こんないい温泉宿に泊まるとはね。

宿泊費の予算は15泊で12万なのに

後の宿が怖い怖い。

 

でも、ホントありがたいです。

ブクブク

 

【銀の湯】

貸切利用が可能な温泉。

 

脱衣所に床暖房を設け、段差を少なくするなど

バリアフリーも配慮しているので、

足腰が弱い方にもおすすめです。

HPの案内、そのまま受け売り( ^ω^ )

 

銀の湯は写真だけパチリ。

 

歴史ある旅館からは想像できない

オシャレ和モダンな空間。。

増築やらリニューアルやらで

急に新しい所があるのも楽しい←

 

 

夕食は3つのコースから選択できる。

 

【梅膳】

花巻名物のプラチナポーク「白金豚」

花巻産白金豚の季節鍋

 

【竹膳】今回はコレ

メイン料理の「A5ランクの霜降り岩手和牛」を

「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」のどちらか。

 

【松膳】

岩手の恵を堪能できる料理長渾身の当館最上級コース

 

カンパチはコリコリしてる。

 

A5ランクの岩手牛のすき焼きを選択。

美味しいけど少し味が濃いかな?

 

もろこし豆腐は粒感があって

うまーっ

 

 

年配の男性スタッフが話しかけてくれて

1人でも楽しく食事ができた。

接客はとても感じがいい。👍です。

連れがいないと、宿の人と長話ができていいよね。

 

 

 

もうすぐ夜の8時になりますぜ。

お腹を撫でながら寝てる場合じゃござんせん。

昭和レトロな湯治部を探険しながら

白猿の湯に入りに行って来やす。

 

あれれ?ここは1階の湯治部でしょうか?

 

暗くて怖すぎるんですけどー。

 

おーい、本当に湯治部ですかー?

 

2階に上がってみる。ここが湯治部なのか?

 

どうやら湯治部は2階しか使われてないみたい。

ちよっと学校の廊下っぽいのも堪んない!

 

木で作られたレトロなベンチ。

 

むほー、やって参りました白猿の湯に。

既にワクワクの興奮状態。

 

【白猿の湯】

岩窟から出てきた白猿が

カツラの木の根元から湧き出る泉で

手足の傷を癒す姿を見たことにより

発見されたと言い伝えられている。

 

ガラガラと扉を開けると、、

 

ぶほっ、(@@)

 

おっと、いきなり湯船が丸見えだー。

 

バスタオルや湯浴み着は使用不可。

しかも立ちスタイルとはエグいお風呂だ。

 

スッポンポンの丸見えは当たり前。

ふんが、ふんが (*°°)=3 

湯上がりに下から見上げられたもんにゃ、たまんない。

 

でも今は、ラッキーなことに誰もいないのよ。

 

(ΦωΦ)ニヤリ

 

時々両手を上げて、ジャンプからーの

シンクロナイズドスイミングもどき。

 

3階に渡る吹き抜けを見上げながら、

解放的な気分で足元自噴の源泉掛け流しを、

 

ミーアキャットスタイルで楽しむ。

 

「加水」も「加熱」もしていない、

それが足元からぶくぶく。
ほぼ無色透明、かすかに硫黄臭。

 

堪んないっす。♪

 

こっちは子供用かと思ったけど、

 

(w)さぶっ 

 

ガラガラガラ

 

女性専用時間は1時間ほど。

おばさん達がやって来た。

幸せは長くは続かないのだ。

あがろ、あがろ。

 

今日は山形県の姥湯温泉から銀山温泉、

そして岩手県の鉛温泉へ。

疲れたびー。

 

念願の立ち湯にも入ったし、
おやすみなさーい。

おはようございまーす。

自然に目が覚める、年寄りの習慣。

目覚まし時計を使うことなどない、正確な体内時計。

 

すごいね。( ̄∀ ̄)

 

白猿の湯は6:007:00

扉の前で早めに待機して1人独泉を狙う。

ハンターみたい( ̄▽ ̄)

 

 

岩手県産の野菜をひとつ共通食材として

ご飯に合う朝食のおかずを提供するという

「はなまき朝ごはんプロジェクト」

 

岩手県産のとれたて卵のベーコンエッグ。

 

納豆の絵が可愛いね。

 

花巻産こだわり減農薬米ひとめぼれ。

何故だろう、お茶碗がバカでかい。

殺す気かw

 

もうお腹いっぱいでふー。

 

チエックアウトの後に、

広瀬すずになった気分で橋に立つ。

 

「あれが旅館よ」って、、

 

ブルーシートが目立つ〜〜

ゲンナリ〜〜

 

 

 

 

 

旅のあらすじはこちら↓

 

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