「反応はありませんでした?」
「 ないねぇ 」
この会話が未だに続いている。
求人広告を入れるも、なかなか後任が決まらない。
面接をするにはしたけど…。
どうなってんの?
先ず1人目は、無連絡のドタキャン。
2人目は、履歴書を持たずにやって来た。
上司と私は顔を見合わせた。
言葉を発せずとも、エスパーの様に
お互いの気持ちが分かる。
『 ダメだ、こりゃ 』
それにしても、履歴書を持たずに面接を受けに来るとは。
悪い感じを与えない様に一通りの説明を終える。
「私って日焼けをしやすいから心配です」
ここぞとばかり、上司が言う。
「うちは外ですが 大丈夫ですか?
立ちっぱなしですから重労働です 」
やたらと、
しんどいぞー、大変だぞーと言い続ける。
( ̄▽ ̄;)そこまでは…。
早く帰って欲しいオーラが全方位的に噴出している。
諦めたのか、最後に意味不明な質問をしてきた。
「 私もこんな所で働いたら清らかになりますかね?」
んん?どういうことー?(。-∀-)
上司はダンマリを決め込んだー!
沈黙に耐えられずに、笑いながら私が答える。
「ここで働いて17年ですが、なりますよと言えば、
私が清らかみたいだから、なんとも言えませんね。
でも、四季を身体で感じる気持ちのいい職場です」
「 なるほどー 」
妙に納得しているけど、
面接でこんなことを訊かれるとも思わず、苦笑い。
お掃除をしているとこんな人にも声を掛けられた。
「ハローワークに出てたけど、まだいい?」
「まだ募集していますよ」
明らかに私よりも高齢な感じだ。
70代くらい?
「 読み書き以外の仕事でいいかな? 」
えっ⁉️ (꒪⌓꒪)
「 うちは覚えることも多いので… 」
接客ができそうな感じとも思えないので
やんわりと断ると、
「 そやなー 」
そやなーってw
仕事柄、(お寺関係)年齢層は高めは仕方ないけど
さすがに… アカン。人手不足って深刻~。
冬になると水道の水が凍り、
お供え物の食べすぎで体重増加。
猫も遊びに来てくれる、素敵な職場。
誰か、いい人 カモーン!ヽ(・∀・)